9月に気をつけるべき身体の●●!
9月は、エアコンの利用や気温の寒暖差が大きくなり、体調を崩す方が増えると言われています。
こんな方は要注意!!
・クーラーで冷えきった部屋が気持ちいい
・冷たい水をたくさん飲む
・手足が冷たい
・疲れが抜けにくい気がする
これらは、「自律神経の乱れ」に繋がります。
記事の目次
自律神経とは?
自律神経って最近よく聞くフレーズですよね。どういった内容かおさらいです。
自律神経は、交感神経・副交感神経の2つから成り立っています。
「人間の生命活動のバランスを整える」
自律神経は、呼吸や心拍、血液循環や消化器などが正常に働くよう、24時間体制で働いてくれています。
・外の気温が暑いから、汗をかいて体温を下げる
・室内の気温が寒いから、身体を震わせて体温を上げる
・ご飯をたくさん食べたから、胃の働きを良くして消化吸収をスムーズにする
・走って息が切れたから、呼吸を安定させようとする
これらは日常で当たり前に行われていることですが、自律神経が頑張ってくれているからこそ、健康的に日々を過ごせるのです。
交感神経と副交感神経
交感神経とは、運動をしている時、仕事をしている時、緊張している時、何かに追われている時などに活発になります。
副交感神経とは、部屋でのんびりしている時、お風呂に使っている時、ベッドで眠りにつく時など、リラックスしている時に働きます。
これはどちらが一方が過剰に働くのではなく、バランスよく働くことが大切です。
「疲労感」は自律神経の乱れが引き起こす。
タイトルにある通り、疲労感は自律神経が頑張りすぎることで生じます。
朝起きて、家事や仕事をして、夜お風呂に入る。
いつも通りの日々を過ごすにも、秋の涼しい時期に過ごすのと、夏の暑い時期に過ごすのとでは疲労感が違います。
「夏の方が疲れる」と感じるのは、みなさん経験済みだと思います。
これは、日中の燃えるような暑さに対して、自律神経が身体を冷まそうと頑張るからこその疲労感なのです。
9月は、寒暖差が大きく崩れるため、体温の調節が難しく、体調を崩すことにつながります。
自律神経の乱れによる主な症状
身体的な症状
・だるさ
・眠れない
・発汗
・ほてり
・動悸
・息切れ
・めまい
・頭痛
・食欲不振
・下痢
・便秘
精神的な症状
・イライラ
・不安
・やる気がでない
・パニックになりやすい
日常生活でできる予防法
1.精神的なストレスを緩和する
会社、学校、家庭などにおけるストレスは、積み重なると自律神経の乱れにつながります。悩みや愚痴、相談など、なるべく一人で抱え込まずに親しい友人などに吐き出すようにしましょう!また、リラックスできる趣味などに取り組むことも大切です。
2.ライフスタイルを見直す
食事・運動・睡眠などを一度見直してみましょう。この3つがバランスよく保たれている状態は、ベストと言えます。栄養バランスの取れた適度な食事量、1日30分ほどの運動、自分にあった睡眠時間。いきなり全てを均等に行うことが難しくても大丈夫です。少しずつ、身体を慣らしていきましょう。
3.カルシウムを摂取する
カルシウムには、神経の緊張を鎮め、日常の精神的ないライラを抑える働きがあります。チーズ、ヨーグルト、牛乳などの乳製品、干しエビ、ワカサギなどの小魚、ほうれん草、小松菜、チンゲン菜などの野菜に多く含まれています。意識的に摂取することを心がけましょう。
終わりに
いかかでしたでしょうか。
日常生活に欠かせない「自律神経の役割」をご覧いただきました。
2021年の後半を健康的に過ごせるよう身体を大切に!
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
PF coordinator/塚本 駿介